2009-01-01から1年間の記事一覧

甜品

今日は12度、明日は22度、みたいな天気が続いています。外は暖かいのに建物の中に入ると強烈に冷房が効いていたりして油断なりません。先日は清朝期の音楽についてのシンポジウムがありましたが、広いホールに少ない出席者、そして寒すぎる部屋。9時開始だっ…

祭りのあと

6月にやってきたときから、街中いたるところで見かけたこのキャラクター。 「東仔」と「亞妹」、東アジア競技大会のマスコットです。この写真は中秋節のときに撮った、巨大ランタンのひとつ。なんとも言いようのない雰囲気をかもし出しています。 その東アジ…

事業仕分けについて

ちまちまと書いては消していましたが、ようやく自分の考えが固まってきたので書き直します。「事業仕分け」の結果、若手研究者に対する支援が大幅に削られたことと、その他いろんなものが削られたことについて。既に、ここを見てくださるような知人のほとん…

一気読み後

日本書籍の店に連れて行ってもらって、見つけて即決してカードで買った本。日本の定価を見て多少揺れたけど、直感を信じて購入。「なんでパンダ?」と聞かれ、日本におけるチャイニーズのイメージはパンダだから、と答えたら苦笑された。 中国動漫新人類 (NB…

「立ち位置」の揺らぎ

今頃になりましたが、昨年今頃から追い込んでいた研究ノートが、この初秋に学会誌に掲載されました。元は修士論文で取り組んだテーマのうち、研究史的な部分を整理した形になりました。印刷されたものは日本に送付されたのでまだ現物は見ていませんが、修論…

1981年と2007年

偶然見つけて面白かったのでメモ。2007年の作品らしいので,誰かがすでに何か言ってそうです。風景のなかの黄色地に赤の文字がどうも広東語に見えるんですが・・・。というか、書かないとこの人たちが日本のユニットだというのがわからない。 カヴァー元。 …

自分が自分であること。

初対面の人に、「お仕事は?」と聞かれることが増えてきました。「どうみても学生」という領域から抜け出せたようで喜ばしい限りです。しかし説明が非常に面倒。多分諸先輩方も同じような思いをされたのだと思うのですが、私は基本、ごまかさずに正直に話す…

軽い衝撃

日本にいてもTVはほとんど見なかったので、いまもニュースはほぼネットで拾っている状態です。語学の勉強には字幕つきTVと新聞が欠かせないのはわかっているのですが、どうも苦手で。 ただ、以前の記事に書いたように、自分でつけなくても地下鉄や店でニュー…

Inter-National?

Ethnomusicology作者: Jennifer C. Post出版社/メーカー: Routledge発売日: 2005/12/08メディア: ペーパーバック クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る から、DAUGHTRY, J.Martin, "Russia’s New Anthem and the Negotiation of National Identit…

豪華絢爛

15日から戻っているのですが、非日常が続いていてゆっくり更新できていません。とりあえず何事もなく無事に生活を続けています。明日は、引越し第一弾だったりします。 とりあえずこれを。大陸で、朱元璋ゆかりの楼閣で出会ったコスプレの方です。変身写真と…

不在報告

ようやく朝晩はだいぶ涼しくなってきましたが、相変わらず昼間は30度を越える日々です。そのため屋内は寒くて、うっかり羽織り物を忘れると凍えるはめになります。 日本は涼しそうで羨ましい限りですが、明日からおそらくもっと暑い街に行くことになります。…

ユニフォーム

新しい年度が始まって、制服姿の中学生が街中に溢れています。よく見る薄い水色の半袖ワンピース姿はどことなく日本のナース服を連想させますが、暑すぎる気候にはぴったりなのかもしれません。男の子は日本の夏服と同じような開襟気味のシャツに、この写真…

人かモノか?

近隣の大陸都市部まで行ってきました。行ってきたというかついて行ったら着いたというのか、行きの入管では私だけパスポート、帰りは私だけSmart IDの自動ゲートを通って無事に。 入管を抜けた途端、目の前に広がる空が異様に広くなった気がして、そしてそれ…

Mainland

突然ですが、明日から4日ほど大陸へ行くことになりました。実際決まったのもかなり急で、持ち物の注意を受けたのは二日前の深夜。自分の実家ならともかく、持っていないものも結構多くて、頑張って買い揃えました。機内持ち込みサイズのスーツケースをこちら…

ビッグネーム

朝、研究所に行く途中、キャンパスのモニュメント前で突然声を掛けられ、観光に来た大陸の人から写真を撮るよう頼まれました。さすがにカメラのボタンくらいは押せます。が、「この文字はなんのこと?」と聞かれて答えに詰まりました。 日本語なら説明できる…

レンジの思い出

香港に行く、と言ったら、先輩や先生方からも、大体は「いいなあ美味しいもの」という反応をいただくのですが、そういえば中華街に通っていたときからそんな感じだったので同じようなものなのだろうと思います。 オセアニア島嶼部やサハラ以南のアフリカの話…

on ice

国内旅行でも子どものときから、旅に風呂敷包みは欠かせません。和ブーム以降はしっかりした布地が増えましたが、多分生まれるより前に流通していたと思しき引き出物用(ホテルの名前入り)や販促用(銀行の名前入り)の化繊の風呂敷のほうが、実は軽くて便…

パーソナルを超えて

あれは確か2004年の夏、東京荒川の花火大会。 なぜか川べりのスピーカーからメンデルスゾーンやヘンデルが流されて、「コンピュータ制御による音楽と花火の競演」と銘打った打ち上げを黙々と見ていました。ところどころに解説が入り、議員や後援会の挨拶も入…

着ぐるみ

7月1日は「回帰日」でした。しかし、当日未明までパーティに出席していたところ、日付が変わっても誰も何も言わず、聞いてみたら尋ねた相手は何の日なのか忘れておりました。 教科書に書いてある97年7月1日の重さを想定していたのでちょっとびっくり。しかし…

外来語

数日前、同じく東アジア某地域にお住まいの知人が、フライドポテトについてくるケチャップをどこに出すのか、という問題について熱く語っておられたので興味深く拝見していました。日本でついてくるような小皿がない、と。 で、今日マクドナルドに連れて行か…

不可能な経験

時々思い出しては自分のなかで整理をつけること。 都内のとあるターミナル駅に住んでいたとき、冬の駅前でダウンコートを着て待っていた異国の女性たちのことはどこかで書いたと思う。彼女たちと自分の間にある“何か”のことは、どうにかなるようなものではな…

価値観

しつこいようですがイングリッシュネームの続き。 こちらの人は、中国語名で呼ばれるより英語名で呼ばれるほうが好きだったりするようです。なんで?と尋ねたら、「中国語名は親につけられた名前じゃん。でも英語のは自分で決められるから」とのこと。日本で…

2週間経過

イングリッシュネームの記事に何人かの方から反応がありました。私はこのページとかを見るのが好きです。 ヨーロッパ人名対照表 さて、先週末で二週間が過ぎて三週目に突入しました。海外滞在では毎度この時期に一旦調子を崩すのですが、今回は比較的ましな…

当局の管理

写真を読み込んでみたら、今回一番初めに撮ったものが出てきたので上げてみます。 2週間前、北京首都国際空港での機内検疫の様子です。前髪を上げさせられ、額に検温計を当てられ、体温を測られました。が、その結果と、地上の検疫を通過したときにもらった…

名前

出発前にどうしたものかと悩んだのですが、結局イングリッシュネームを使わないまま生活しています。 よく考えたら、私は大学関係者でも英語ネイティブの知人はほとんどいません(日本に来ている留学生はなぜか東欧の人が多かった)。が、香港・台湾在住の英…

模様替えしました

このダイアリ、確か以前にも2,3度記事を削除して改装した記憶があるのですが、もともと読んだ&読む予定の文献をまとめていくための書籍記録用に開設したものでした。生活の中心が調査準備になった2008年からは、読む本も発信する情報も激減し、よくわから…

10日経過

そういえばこちらを更新するのを放置していました。出発前はともかく、出国後は特にトラブルもなく元気に過ごしております。現在の身分はこちらの助手だそうです(が、ほぼ何もしていません。一応勤務日は決めてあるので出勤?していますが)。 携帯電話SIM…

10日経過

そういえばこちらを更新するのを放置していました。出発前はともかく、出国後は特にトラブルもなく元気に過ごしております。現在の身分はこちらの助手だそうです(が、ほぼ何もしていません。一応勤務日は決めてあるので出勤?していますが)。 携帯電話SIM…

ラスト

関東では近畿地方が汚染源扱いされていたようですが、電車も街でもマスクをしている人は減っているように思いました。 私はもともとこの時期の花粉症持ちで(カモガヤという草らしい)、マスクをしても暑く、化学繊維の匂いで呼吸が困難になって皮膚も熱をも…

お願いします

日常の連絡をすべて携帯電話でまかなっておられる方(はそもそもこんなとこ見ない、というのは置いといて)、PCからのメールを一括拒否しないでください。連絡取れません。届いていない誕生日メールとかね、悲しくなるので。 万一に備えてアドレスをほぼ全部…