2010-01-01から1年間の記事一覧

韓国、中国

8月後半は移動だらけでした。 23−27日は、下のエントリでも書いた、国際伝統音楽学会の東アジア研究会に参加してきました。結局、かなりひどい風邪のまま別件の原稿も抱えて韓国学研究院の宿舎に宿泊、日本から持ってきた薬をありったけ投入して会議場と部屋…

珍しく事前に。

8月24から26日まで、ソウル近郊の韓国学中央研究院(Academy of Korean Studies)で開催される、International Council for Traditional MusicのStudy Group(Musics of East Asia)の第二回会議に参加します。私の発表は26日の午後、つまり最終日の後半だそう…

from Far East to Northern Europe

日本から香港に戻って一週間足らず。わずかな隙間に香港の人々の間に顔を出し、写真の処理をした後、フィンランド東部で開催されたWorld Forum for Acoustic Ecologyの大会に参加してきました。フィールド中の発表ということで、応募のときも、原稿提出も、…

旅の日々

日焼けの収まらないまま、数日後にはべつの離島でのお祭りも見に行ってきました。調査の初回からずっと関係者枠だったこの一年。はじめて「観客」としてイベントに参加して、差をいたく認識しました。 で、またしばらく日本に戻っていました。初の渡航から一…

迂闊

こちらに来てから、というか、予備調査のころからずっと気をつけてきたにも関わらず、一年経って油断したか、ついにやってしまいました。 火傷。水ぶくれこそ出来ていませんが、痛み方は日焼けというより火傷です。紫外線を気にしない最後の時代に外遊びで育…

Time Flies

気がつけば5月も半ば。ワールドカップの宣伝に、あれからもう4年も経つのかとぐったりします。 ドイツ大会の決勝のレッドカードと、3位決定戦のゴールは、ほぼ記憶のない2006年夏の、数少ないリアルタイムの社会との接点でした。 しかしさっき、自分が細々と…

二地域間会議

5月1日・2日に台北で開催された、臺灣大學-香港中文大學音樂論壇、2010 NTU-CUHK MUSIC FORUM“Sonic Cultures in Global Perspectives”というシンポジウムに参加してきました。両大学の院生が中心となって運営された学生の研究会ですが、アメリカから民族音…

Eduroam

日本にいるときはWireless LANを使っていなかったので、どこでもつなげる快適さに気づいたのはこちらでUSBモデムを購入してから。有線の安定性も捨てがたいですが。 香港中文大の教職員アカウントでIDを作ることができたので、今度どこか出たときに試してみ…

古典

3月なのに寒く、花冷えで涼しかった快適な関西から、それでも4月にしては涼しいという湿度9割超えの香港に戻ってきた。この10ヶ月で一番きつかったのは、夏ではなく、25度前後で湿度90%、まだ蚊がいる、という秋口の気候で、11月上旬は精神的にもだいぶ参っ…

9ヶ月ぶりの青空

三週間の日本滞在をなんとかクリアして、また香港に戻ってきました。諸事情で本当に「再訪」になってしまい、仮住まいからのスタートです。 日本に戻った第一目的はここでの発表でした。 私は採用時からなぜかスポーツ選手組に組み込まれており、解説にもあ…

桜カウントダウン

新年以降、何か間違ったスケジュールが続いていて更新しそびれていました。「時間がない」というより、「ブログ書いてる暇があったら積もったものを片付けろ、と言われそう」というほうで。 3月11日深夜、9ヶ月ぶりに一時帰国しました。関空から向かった先は…

旧正月

14日は太陰暦の1月1日でした。新年快樂、恭喜發財、情人節快樂、という挨拶が飛び交っていました。近年の日本の元旦と同じく、街中では観光客向けを除き、飲食店や店が結構閉まっています。といっても、私は日本の都市部で元旦を迎えたことがないのでなんと…

日々を刻む

前のエントリに書いた課題のゼミに、ついでに自分のノートも持参しました。Fieldnotes: The Makings of Anthropology (Writings of James Fenimore Cooper)作者: Roger Sanjek出版社/メーカー: Cornell Univ Pr発売日: 1990/07/01メディア: ペーパーバック …

行ったり来たり

専攻や領域によって調査の進め方は異なると思いますが、現在の自分の専攻の環境を考えると、調査のときは調査に没頭する人が多いようです。私の場合はそうでもなく、フルタイムの調査と調査に関するゼミ出席を同時進行、というのは、有益である反面切り替え…

不思議

思うところあって日本の合唱曲についてまたちょっと調べていて、行き当たったこの動画。個人の音楽生活から忘却されがちな「学校音楽」とずっとつかず離れず過ごしてきた身としては、ついにJ-Popの枠の中でここまで来たのか、と不思議な感慨がある。 私はこ…

並列

春学期が始まりました。旧正月も一時帰国もそろそろ近いというのに、こちらでやっている作業に加え、日本・香港の大学関連のスケジュールだけで結構予定が埋まりつつあります。 ゼミで調査法の授業を取ることになりました。主にオンラインから膨大な量の文献…

Happy 2010!

あけましておめでとうございます。旧年中はみなさまに大変お世話になりました。今年も何卒ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。 10年前のセンター試験直前を除き、年末年始だけは何があっても荷物をまとめて帰省していた自分としては、香港の年越し…