後期も後半戦

九月から後期スタート、十月からは前期に変更した分も含めて週五コマ授業がスタート。昨年後期も〇歳児を抱えての週五コマでしたが、育休の会社員が家にいたので、一歳と四歳を保育園に預けてのオンライン授業五コマとはだいぶ違う。特に、保育園初年度では避けられない一歳クラスの鼻水流行対策で耳鼻科に通い始めると、夕方は17時半に仕事を切り上げて23時まで、文字通り自分の仕事は一切できない。これが親二人とも。父親はテレビ見てビール飲んでゲームしてるわけではなく、二人フル稼働で育児と家事をして23時。時間の作り方を知りたい。家電は一通り揃っています。

十月はもう、毎日講義をこなすだけで体力の限界でした。音声編集の負担が大きすぎる&手元音源の入力ができないので、勤務先に泣きついて接続用の機材を貸してもらい、自費でダイナミックマイクを購入。

宅録でボーカルを録ったりする装備なので、授業中に飛行機が通ったりしてもまあ気にならないレベルになりましたが、なんだかなあ感はずっとある。

研究費の工面

非常勤講師はほとんど自営みたいな実態なのに所得が給与所得なので、機材や資料代が経費にならず普通に課税されています。個人消費と同じ扱い。

私はいずれこうなることを見越して研究費があった頃に(もちろん規定の範囲内で)なるべく使いまわせるものを買っていたのでまだなんとか回っていますが、メインPCがマザーボード故障したままだし時間の問題でもあります。オンライン授業怖い。

まあ研究で生活費が稼げないのは周知だと思うのですが、細々と続けている期間が長くなると研究費獲得も難しくなってきて、いままでは科研費の若手に出したりしていたけど、とうとう来年度からは学位がないと出せなくなってしまったようで。

数年間まともに活動できてなくて、いろんな意味でこの情勢でフィールドに出られるでもないし(いや何がなんでも行こうとすれば多分行けるんだけど)、まずは今更何年かけても同じだから目の前の宿題を片付けろという話ですね。機材の寿命が実質の締め切りみたいになってきた……。

前期終了

五月から開始した遠隔授業前期13回分と、某論文集の仮原稿を終わらせ、ようやく夏休み期間に入りました。研究者の夏休みはお金のもらえない(しかし評価に直結する)研究ができるわずかな時間であって休暇ではない。

でも子供の夏休みは取らせなければならないと思うので、今週をお盆休みとして保育園は休ませています。そうしたら私が風邪を引いて、いつも以上に引きこもり。

後期の授業開始までに、書評一本と提出した原稿の修正と学位論文の一部と某申請書書きの合間にオンデマンド講義の準備もしなければならない。が。

とりあえず全部終わったタイミングで寝込むあたり、人は緊張感で体力をもたせているということを実感しました。

体調がいまいち

悩みながらも毎日保育園に預けているので、日中は仕事の時間。授業準備もあと一回になり、数年ぶりのまとまった量の締め切り前である。

 

でもまあ、全然集中できない。一歳児は夜中に寝ぼけて一時間以上泣き続け、疲れた日は四歳児も機嫌が悪くて対応でげんなりする。これまで三年間仕事状況に応じて手分けしていた送迎も、この一ヶ月はまるまる自分がやっていて、迎えのあとは玄関を開けたら二人の手にスプレーと石鹸をまぶして風呂場に放り込み、送りのあとは余裕があれば商店を回って食材の買い出しをしてから自分もシャワーを浴びている。冷房があまり身体に合わなくてだるい。

 

子供を預けている時間帯に買い物に行くことについては園によって是非があるようだけど、うちは何も言われていない。現在は感染症対策の方が優先だと思うので堂々と出ている(指摘してくるとしたら市で、現場の先生はそういうことは言ってこない)。でも、根菜や牛乳パックを何個もリュックに詰め、生鮮品を自転車の前かごに押し込んで帰宅する生活で肩が限界近いので、宅配を申し込もうと思っている。

 

六月くらいにどうも服が緩くなったなと思って、この前体重を測ってみたらやっぱりまあまあ落ちていた。同じ子持ちのお母さんたちが自粛太りしたという話をタイムラインで読むけど、なんのこと?という感じである。まあ元が違うのかもしれないが。

 

結局、一人でぼーっとしたり、考え事をする時間がないと、論文なんて書けないのである。私がいま書こうとしているものが、果たして論文と呼べる代物なのかは置いといて。

めがね

手持ちの眼鏡で度が合うのがパソコン用で、外にかけていくとちょっときつい印象になるな、と思い始めて数ヶ月。

ここしばらくだいぶオーバーワークで疲れ果てていて特別手当が欲しいとぼやいていたら、まっとうに賞与を貰えた人が眼鏡を買ってくれるということで、五年前に試着して気に入っていたフレームを前回と同じ眼鏡屋さんに取り寄せてもらい、メールのやりとりだけで眼鏡を新調した。

昨日届いたのですが、中身は眼鏡のはずなのに包みが嵩張り不思議に思ったら、なぜか刻み海苔の袋が入っていた。この時期、素麺や蕎麦に乗せて食べるやつ。

以前から手持ちを調整するのにちょくちょく店舗に行っていて、店主の地元が海のそばだというのは聞いていたので、おまけかな?と見当をつけましたが、最初は自分が何を買ったのかよくわからなくなった。

疲労

三月から在宅勤務を続けてきた配偶者が、四月の登園自粛期間に育児を頑張り過ぎたのか五月に体調を崩してしまった。一進一退しながら調子の悪い時は家事も育児も私が回し、しかし彼は仕事だけは普通に進めて、現在に至る。大人二人の24時間分の家事と、6月以降は保育園があるものの二児の送迎と朝夕の世話を一手に引き受けている私は授業準備で精一杯で原稿に着手すらできず、本人も辛いのはわかっているのに何度か爆発した。

 

これまで、不在時を除けばパートナーの体調不良は長くても10日、それ以外は家事育児をほぼ平等に負担して何年も生活してきたので、未だにワンオペに慣れない。次子はまだ抱っこが必要で私も手や腰が痛く、家事はやってもやっても終わらないし、うっかり頼んだ小さい作業は完遂されていなくてストレスが溜まる。辛いのは本人なのであまり当たるわけにもいかず、しかし私がエンドレス先延ばししている「仕事」だけは目の前で平然と進行されると、とても苦しい(私が先方の仕事を優先しているわけではなく、起き上がれなくてもできる職種なので寝たままやっている)。

 

疫病は引き金ではあっても最早何も関係なく、とにかく私は家事か締め切りのせめてどちらかから解放されたい、と思うまでになってしまった。終わりの見えない体調不良(しかも自分の身体ではない)はやはり辛い。

ヘッドホンのこと

授業準備以外で何か書く習慣をいい加減復活させないとまずい、という気持ちで。

遠隔授業で配信が使えるようになったのと、音声映像編集しなければならないのと、文字起こし作業があるというので、しばらく放置していたメインのヘッドホンのリペアをやりました。SONY MDR-z600です。

かなり昔の定番モデル。ヘッドバンドが劣化したのを身内に本革で張り替えてもらったので、互換品イヤパッドが供給される限り使い続けられる次第。

今回は放置しすぎて、パッドだけでなく「前面フロント」(ハウジングに接着してあるウレタンスポンジ)も溶けていたので、色々調べてホームセンターでスポンジを買ってきて貼り付けた。5mm厚でも大丈夫でした。

ヘッドホンはモニター用のこれ

と、持ち歩くので五年くらいで断線する5000円前後のポータブルヘッドホンとかも持っているのですが、使い心地はZ600が一番馴染んでいる気がする。折りたためるのでやろうと思えば持ち運べるし、カールコードなのも便利。

ポータブルはゼンハイザーのPX200が耳が痛くならずとても良かったのですが廃番になってしまいました。香港で交換用イヤパッドを買い置きしておいたのだけど、先に本体がダメになってしまったのが悲しい。

どれだけ馴染んでも眼鏡していると三時間が限界なので、イヤホンに変えたり、他の作業したり(そのまま脱線したり)して過ごしています。