研究会

共同研究会

日文研で参加させてもらっている共同研究、最後の研究会。発表に手を挙げたものの全然準備が進まず、前回(2018.12.08)とほぼ同じ内容を話すという事態にしてしまった。詳細と反省は置いといて、「とにかく書け」というアドバイスを数名の方からいただく。…

一年ぶりです。

近況報告等はすっかりTwitterメインになってしまい、こちらは放置していました。前回記事の韓国訪問から国際会議での発表がなかったこともありますが、国内のシンポジウムでの発表などはあったので、追々補足していこうと思います。 2011年7月23日に香港から…

韓国、中国

8月後半は移動だらけでした。 23−27日は、下のエントリでも書いた、国際伝統音楽学会の東アジア研究会に参加してきました。結局、かなりひどい風邪のまま別件の原稿も抱えて韓国学研究院の宿舎に宿泊、日本から持ってきた薬をありったけ投入して会議場と部屋…

珍しく事前に。

8月24から26日まで、ソウル近郊の韓国学中央研究院(Academy of Korean Studies)で開催される、International Council for Traditional MusicのStudy Group(Musics of East Asia)の第二回会議に参加します。私の発表は26日の午後、つまり最終日の後半だそう…

from Far East to Northern Europe

日本から香港に戻って一週間足らず。わずかな隙間に香港の人々の間に顔を出し、写真の処理をした後、フィンランド東部で開催されたWorld Forum for Acoustic Ecologyの大会に参加してきました。フィールド中の発表ということで、応募のときも、原稿提出も、…

二地域間会議

5月1日・2日に台北で開催された、臺灣大學-香港中文大學音樂論壇、2010 NTU-CUHK MUSIC FORUM“Sonic Cultures in Global Perspectives”というシンポジウムに参加してきました。両大学の院生が中心となって運営された学生の研究会ですが、アメリカから民族音…

「立ち位置」の揺らぎ

今頃になりましたが、昨年今頃から追い込んでいた研究ノートが、この初秋に学会誌に掲載されました。元は修士論文で取り組んだテーマのうち、研究史的な部分を整理した形になりました。印刷されたものは日本に送付されたのでまだ現物は見ていませんが、修論…

ラスト

関東では近畿地方が汚染源扱いされていたようですが、電車も街でもマスクをしている人は減っているように思いました。 私はもともとこの時期の花粉症持ちで(カモガヤという草らしい)、マスクをしても暑く、化学繊維の匂いで呼吸が困難になって皮膚も熱をも…

Heads of Lion

ローカル線バスを乗り継いでの小旅行。展示と講演を見てきました。 何度も何度も話に聞いていた、山と古いものだらけの街並み。海は見えなかったけれども、雨を含んだ曇った空は、やっぱり日本海側なんだと認識させる色でした。古いものや、伝承や伝統を大切…

インターアジア・ポピュラー音楽研究国際会議2008大阪

PCのトラブルや予備調査の対応が立て込んで昼からになってしまい、天王寺の駅ですれ違った女の子たちの、今日40℃あるらしいよー?という声にげんなりしつつ、涼しくてきれいなキャンパスで少しだけ聞いてきた。 非常にat homeな雰囲気で、自分にとっては英語…

学会

所属領域の研究大会@京都大学。自分は相変わらず発表するでもなく、ふらふらと聴きに行く。よくわからず走り回った一昨年、いろいろな思いが生々しく駆け巡った昨年と違って、自分が少しは落ち着いたので、関心事と照らし合わせながら充実した発表を聴いて参…

第4回 ポピュラーカルチャー研究会「その声は誰の声? ─〈声〉の現在とポピュラーカルチャー」

道に迷いつつマンガミュージアムへ。発表が三つ。 ノート(メモ) 増田先生 「声」のきめ[バルト 1998] その分節的側面と超分節的側面[川田順造 1988](再生が可能な部分と、一回性を大きく負う部分)。 テクノロジーは「声」の超分節的な側面をも操作可…

防災シンポジウム

防災エキスポのオープニング講演に行く。テーマは「防災・アート・国際協力」。前半は環境問題をテーマにした落語、後半が落語家と研究者とアーティストによるパネルディスカッション。フライヤーをもらったとき、絵が『大人たばこ養成講座』の人だ!とテン…

月1保守

The Audible Past: Cultural Origins of Sound Reproduction作者: Jonathan Sterne出版社/メーカー: Duke Univ Pr発売日: 2003/02/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (28件) を見る 第二ビルにて2007年最後の読書会。…

定例研究会

夏から院生が企画して、先生方に話題提供をお願いしてきた例会。所属する研究室が会場だったので、深夜に新幹線で帰ってきて参加。アメリカの大学における民族音楽学について。名古屋で被る分野の大会があったため集客が懸念されたが、意外と盛況で、ハプニ…

第二ビル読書会 

The Audible Past: Cultural Origins of Sound Reproduction作者: Jonathan Sterne出版社/メーカー: Duke Univ Pr発売日: 2003/02/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (28件) を見る 読書会。第二章に突入。audile tec…

第一回総研大ワークショップ

神奈川県相模原市の宇宙科学研究本部(ISAS/JAXA)にて開催。夏からこっそり運営委員をやっていました。行きのバスで学生証や新幹線の切符を落とし、隣の駅からバスで終点まで行って、車庫で受け取りました。車庫から駅に向かうバスが出発してしまったのを見…

第二ビル読書会

The Audible Past: Cultural Origins of Sound Reproduction作者: Jonathan Sterne出版社/メーカー: Duke Univ Pr発売日: 2003/02/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (28件) を見る 第1章を最後まで読み終える。鼓膜…

人違い

中国での発表について記事をみつけた。写真は違いますけども。

事前会議

学内の分野横断ワークショップの事前会議@JAXA。初対面の方々と、当日の進行や作業の流れについて決定していく。ざくざくと物事が解決するのは楽しい。本番が楽しみ。 宇宙研の内部は、民博よりは年季が入っているものの、とてもゴージャス(という言葉がふ…

可聴過去読書会@第二ビル

The Audible Past: Cultural Origins of Sound Reproduction作者: Jonathan Sterne出版社/メーカー: Duke Univ Pr発売日: 2003/02/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (28件) を見る第一章:Machines to hear for Them …

第一世代と第二世代

昨日のつづき。自分のことは一旦棚上げで、全体の感想を。 部屋に入ったらプロジェクタが正面にあって、発表者席があって、椅子が並べてあって、まずそのことに驚いた。司会の方もいらっしゃって、学会発表の形式のよう。会場の特性もあるのだろうけれど(あ…

視聴覚文化研究会

お誘いいただいたので参加。初回参加で一人目発表、顔見知りがほぼゼロ、という状況。と思ったら駅で読書会メンバの方に出くわし、連れて行っていただく。参加者15名くらいで「今日はいつもより少なめ」には吃驚した。 内容 先月のゼミで発表した内容(修論+…

自分を追い込んでみる。

視聴覚文化研究会で発表します。PCがないとどうにもならなかったので貸していただけて本当に助かっております。私のマシンはようやく修理が終わったそうです。

東洋音楽学会/日本音楽学会

関西/西日本支部の定例研究会@京都市芸大に行く。 行ったら関係者誰も来てなくてしばらく困る。その後意思疎通ができなくてさらに困る。 会ったことのある人が一人でもいて助かった。やっぱり、行けば必ず友達が誰かいる、という状況が異様だったんだろうと…

サウンドスケープ協会のシンポジウム 

ことばが紡ぐサウンドスケープ 聴覚的想像力と現代社会 於:京都大学 司会・講師: 結城正美(金沢大学) 講師: 田口ランディ(作家) 小松正史(京都精華大学) 発表の流れ 全体に「視覚中心主義」や「言語偏重」に対し、「われわれが失った身体的に表現す…

災害の人類学

共同研究会の発表を聞きにいった。いろいろ考える。対象を扱うことと、方法を扱うことと。 コメントを聞きながら、聴覚が司法・行政において果たす役割を考えた。Aural History: Essays on Recorded Sound作者: Andy Linehan出版社/メーカー: British Librar…

日本サウンドスケープ協会音環境分野横断若手会

概要 日大生産工学部にて開催。いちおうオフィシャルな座談会で、桜満開の津田沼を訪ねて参加してきた。お話をいただいたときの言葉通り、大半が理系男性で(しかも博士持ちの方々ばかり)、それぞれ自分の出会いと立ち位置を自己紹介したあと、「結局サウン…

音楽史研究会 

16世紀イタリアの牧歌劇をめぐる分析。完全に専門外(本当はそんなことを言ってはいけないのだろうけれど、字面をみてもわからない単語が相当多かった)なので、純粋に感想を。 発表内容と議論 1554年の作品がそれまで/それ以後の牧歌劇とどのような関係にあ…