第二ビル読書会 

The Audible Past: Cultural Origins of Sound Reproduction

The Audible Past: Cultural Origins of Sound Reproduction

 読書会。第二章に突入。audile techniqueの使い方に焦点が当たる。引用にある、MaussやFaucaultやTruaxやFeldの議論を的確に説明できない。いろいろ足りない。

Performing Rites: On the Value of Popular Music

Performing Rites: On the Value of Popular Music

↑ジャンル論をやるなら必読だと教えていただく(人へのアドバイスを横取り)。

Writing Culture: The Poetics and Politics of Ethnography (A School of American Research Advanced Seminar)

Writing Culture: The Poetics and Politics of Ethnography (A School of American Research Advanced Seminar)

 id:yasuhamuさんと、ポストコロニアル批判やカルチュラルスタディーズ以降のエポックメイキングなパラダイムはあるのか?という話になった。断片的に空気感で感じていても、いまの研究動向や、文化相対主義批判をちゃんと明確に理解して説明できない自分がもどかしい。そういった大枠の理論で取りこぼしてしまうような事象をミクロに見ていくことで得られる議論は多いだろうし、個別のフィールドや「現場」と向き合うことで見えてくるものはあると信じたいが、今の私はどちらにも説得力を持たない。似たような問題意識を抱いていても、領域の差異は、思ったよりかなり根が深い。

 あと、ウェブサイトで実名検索するとトップにプロフィールが来るのが理想的、というお話を聞かせていただいた。Googleだと自分のサイトよりも先に、これまでの在籍校のサイトが出る。まだまだだ。