「美しい国」って何?への一回答

美しい都市・醜い都市―現代景観論 (中公新書ラクレ)

美しい都市・醜い都市―現代景観論 (中公新書ラクレ)



教えてもらった。いろんな意味で面白かったので以下。

コメント

 騒音については一行しか触れてない。前半は使わせてもらおうと思います。無批判になっていることに気づくか気づかないかという例として。「悪い景観」を見たとき漠然と抱いた違和感に対する説明としてはとても面白かった。

 後半はまた異なる意味でいろいろ面白かった。映画・アニメに関しては、“作品”をあつかうとき、真っ向から向き合うのではないときの距離感は難しい(音楽学の人たちと比べて、妙に作品との距離が近い感じを受ける)。中国の都市部、北朝鮮への関心は学ばせていただくとして。過防備都市化する日本の話は、感想としては、理解できるというか、「子どもができて安全に対する感覚が変わった」という人と話すとき覚える違和感を文章化された感じに近い。でもそれでいて、自分も子どもを持ったらあちら側に回るのだろうということもはっきりとわかるからなんとも。

美しい景観を創る会―悪い景観100景
悪い景観を守る会