道具に頼る

 
 京大式カードがどうしても使いこなせない。みんな使ってるので頑張ったけど、それ自体を結構気に病んでしまい、諦めた。自分の感覚からすると一枚にまとめるには小さすぎるし、ノートのパーツとして使うには紙質が良すぎて、もったいなくて筆が進まない(やたら紙をリサイクルする家庭だったので、紙にお金をかけることは今でも後ろめたい)。
 800字小論の名残で、A3用紙にブレストしてから書くのが定番だったけど、レポートじゃないのでそれもきつい。
 最近そのへん折り合いをつけて、買い貯めておいた丸善のメモ「萬年筆物語」を使い始めた。漱石の原稿用紙を複製したもの、のA6版(100枚140円)。マス目を使う日のために取っておいたけど、たぶんきちんと書く日は遠いだろうと。でもその気になれば原稿も書ける。先生に教わった「部屋中に並べてつないでいく構成法」もこのサイズなら出来そう。で、A6バインダーをようやく買いました。これで破ることなく持ち歩ける!