茶話会

先生をお招きしてお話を聞く会。なんだか3時間半も話が弾んで、最後は強制的に解散。

  • 調査で“why? what?”と聞きまくるのはある意味失礼→質問をしない調査のしかた(しんどい)
  • 日本語は難しい。短い記事を何度も何度も書き直した*1
  • 研究しない自由はない
  • アカハラは当たり前だった。時効がなければ今からでも訴えたい人が大半
  • かつての博物館は、研究者が一丸となって世界レベルを本気で目指し、競争しながら切磋琢磨する環境だったという。その反面、その時代、そこには「先住民もいなかったし、サバルタンもいなかった」。たとえばかつてミュージアムという場所は、障害者を徹底的に排斥する場所であり、博物館は権力の象徴だった。
    • バブル以前の、日本が最も上昇志向だった時代の、異文化研究の意識のかたち。文化批判やオリエンタリズム以前の研究業界の話。それはたとえば、公共空間におけるバリアフリーが浸透した現代では考えられない時代の話。
  • ちゃんと本を読め、教養も大事
    • これに関しては言われ続けているけれど、「わからなくても面白くなくてもとりあえず手にとってから判断して、キャパシティにおさまるものは吸収しろ」というような話し方だったので、ただ焦る気持ちにはならなかった(読めといわれたものが比較的読みやすいものだったのもある。いくら普及率の高いものでも、読んでいて前提という話し方をされると焦るばかりでつらい。読みたいものを優先して、楽しくやっていけばいいんだと思える)。

*1:社会学者・K先輩に教えていただいたこの記事を思い出した