主指導面談

結局間に合わないというのをなんとかせねば。先日の発表の検討。

  • 「重ねあげた響き」みたいなものは都市でそうそう見つかるものではないのでは
  • インタヴューとフィールドワークの間にはかなりの距離がある
  • 都市の音環境みたいなものと芸能の実態の間をどうつなぐのか?
    • 4年前に、そこの連続性みたいなものに興味を持った記憶を掘り起こす。一見自分たちのためだけに芸能を継承して、営業ではそこそこに演技して、気に入らなければキャンセルして、本当の演技は内輪にだけ見せるような環境でも、それを「外から」見ている/聴いている人はたくさんいる。人はコンテクストを知らないまま携帯電話で写真を撮る。聞こえてくる「音」も、一種の観光資源になっていて、それは店舗BGMと切れ目なく繋がっているように見える/聞こえる。そういう連続性や、やっぱり「聴かれ方」を揺り起こすものを掴みたいんだと思う。
  • それでは実際予備調査でどこでどう見てくるか?漫然と見ていても多分なにも出てこない
  • 具体的に計画を立ててみる
  • 次の課題;

Why Suya Sing: A Musical Anthropology Of An Amazonian People

Why Suya Sing: A Musical Anthropology Of An Amazonian People

あと学会の話とかセクハラの話とか。なんとなく関西は横の連携が弱い感じ。


その後別ゼミの先生と三者面談に。発表当日のレジュメがぎりぎりだったのを突っ込まれる。「大阪のアジアっぽいところを回って録音してきたら?」とか……。
そちらの次の課題;

タクシー―モダン東京民俗誌

タクシー―モダン東京民俗誌