アカデミックハラスメント対策講習

 NPOの方がこれでもかとばかりに列挙される事例のかなりの数に心当たりがあった、という惨状。幸いにして自分自身はハラスメント被害に遭ったことはない。今まで、私と大きく関わるのは、いい先生か、私には興味を持たない先生のどちらかでしかなかった。だが、伝聞含め周囲からセクハラやアカハラの話が絶えることはない。就活妨害、指導放棄、雑用押し付け、恣意的な人事、性的いやがらせ、人格否定、強要。さすがに刑事事件にまで発展した例は中学のとき一件あっただけだが、それにしても多いなあと思う。大人になってから私には降りかからないが(私が目上の人との関係においていやな思いをする時はただ自分の努力不足のみが原因である、ということ)、いじめやハラスメント自体はどんな場にでもある。だが、大学という場は閉鎖的で特殊で、当然ながら加害者は社会に出たことがない人がほとんどだという。小中学校の陰湿ないじめが30、40になっても続くようなものなのだ(それもしばしば、明確な差別と、性的な要素を帯びて)。そりゃ耐え難い。

対策
  • 被害に遭ったら必ずその日のうちにメモを取ること(記憶は薄れるがメモは有力な証拠として残る)
  • 加害者に報復することと、被害者が救済されることは切り離して考えないと救えない