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引っ越す前、古書ほうろうで買った。序盤で音楽の人類学の問題点を明快に突く。特にフェルド批判が非常に的確(構造主義的な分析の定型から漏れた部分に彼の功績がある(隠喩と換喩の関係が動的)、カルリを「カルリ」として規定してしまうことの問題、「Groove」は記号で解けるものではない、など)。なんで修論中にひっかかってこなかったのか。私が勉強不足でできなかった指摘をかなり代弁してくれている気が。本筋は民族誌で、学会で発表されるようなのでそれまでに。


黄土高原の村―音・空間・社会

黄土高原の村―音・空間・社会

先生に教えていただいた。卒論期に手に取った記憶はある。読んでみよう。