[聴覚文化研究会]卒論・修論報告会
卒論発表はゲーム音楽の話。ドラクエのBGMなど。今後が楽しみですが、遅刻して音源を聞き逃したのが心残りです。ついでに、私自身はなぜかゲームが苦手で(どうやっても進めない)、RPGを全くやったことがないのでリアルな話としてはわからない面が多かったのが残念。自分のほうは相変わらずつたない説明で、それでも口述を控えて、たくさんアドバイスをいただいた。
- 立ち位置が見えづらくならないようにする。先行研究の議論に対して、建設的に批判を(他者の言説に対して、自分の意見を言う)
- 結論のどこを強調したいのか?―イデオロギー批判や文化批評の論文になっているのでは(それならそれでその面を伸ばすべき):「サウンドスケープ論」が批評装置になっているということを批判したいのか?
そういう意味では、従来のサウンドスケープ論も音の人類学も同じ問題を抱えている。そこに重点を置くことで一貫性は出るかもしれないが、それは本来自分が言いたかったことと一致するのかどうか、と悩むところ。
「声」の資本主義―電話・ラジオ・蓄音機の社会史 (講談社選書メチエ)
- 作者: 吉見俊哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/05/01
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (14件) を見る