論文構想2本

行くか迷っていたら大雨が降り出して低気圧の頭痛と戦いつつ遅れて参加。投稿論文と博士論文の草稿をめぐって、4時間近い議論。

投稿論文草稿

 自分たちの時代より少しさかのぼったものを扱う人を心から尊敬する。5月に傍聴記を書かせて頂いた修論も、何よりその勇気に感服した。私が特にリアルタイムの文化に弱いということもあるが、それでも、少し上に熱狂的なファンやマニアを見据えて、自分たちの視点で冷静に分析し書くことができる、その強さが素直にうらやましい。
 内容としては、漠然としがちなものを扱いつつもしっかりと内容のある、構成の抜き差しで筋道を通せる論文を目の当たりにして、勇気付けられた。とても。
 マニア分析として挙げられた

Fanning the Flames: Fans and Consumer Culture in Contemporary Japan (Suny Series in Japan in Transition)

Fanning the Flames: Fans and Consumer Culture in Contemporary Japan (Suny Series in Japan in Transition)

は読んでみようかと思った。
 …マニアを取り上げるところまで進めば、の話(弱気)。

先輩の博論序章

 そのものは「どこを強調するか」の話。
 終了後「音楽学≠楽理科」の認識差に端を発する(と勝手に想定)不思議なトークバトルを聞けた。