もぐりこみ

 いろいろありつつ、時々、香港中文大學に通っています。先生方がとてもフランクで、院生さんたちも親切。設備やシステムには母校を思い出します。研究言語は英語、生活言語は普通話の勢いがかなり強いようです。大陸の留学生のほうが多いくらい。たまに日本語ができる人もいるため、見た目は同じような人たちが言語をあれこれ使い分けて話していて、誰に何を話しかければよいのか、わかりにくいことこの上ない環境です。


 先生方のご好意により、体験的にGraduate Courseのワークショップやゼミを聴講させていただいています。朝はサムルノリの実技レッスン、午後や夜(夜間の学生用)がゼミです。例のごとく予習がギリギリです。


 次回の課題は、この本を参考に、中国の革命劇「白毛女」の新旧バージョンについてディスカッション。ミュージカルを先日上環へ見に行ってきました。
焦媛實驗劇團 ←音が出ます

台詞が聞き取れなくてもほぼストーリーがわかる素晴らしさ(それも骨子のひとつらしい)。

Hong Kong: Culture and the Politics of Disappearance (Public Worlds, V. 2)

Hong Kong: Culture and the Politics of Disappearance (Public Worlds, V. 2)


 フルタイムコースのゼミでいただいた文献表はEthonmusicologyの調査法に関する主要文献を集めたかなり濃いもので、当然1回しか出席できませんが、またここにまとめます。