主指導面談

Why Suya Sing: A Musical Anthropology Of An Amazonian People

のprefaceをたどたどしく読みつつ、民族音楽学におけるmusicの意味について学ぶ。
　Seegerの主張では、Merriamのいったような"Anthropology of Music"は、人類学の方法論を用いて対象（音楽）を分析するものであり、staticだという。対してSeegerが主張するのが"Musical Anthropology"で、musicが、そのおかれた社会の基盤に深くかかわっていることをdynamicに明らかにする。
80年代の文献なので、現在の民族音楽学では、もう少し2項対立的ではなくなっているように思える。……と思ってもぱっと文献は浮かばないのであるが。